19 Nov 2009
 資金繰りに頭を悩ませているベンチャー企業経営者は多いかもしれない。世界のユーザー同士で母語を教え合うSNS「Lang-8」を運営するランゲート(京都市)の喜洋洋社長(25)もそんな1人だ。1カ月の売り上げは10万円ほどで、経費の9%しかまかなえていないため、ユーザーから寄付を募ったり、黒字化達成に必要な有料会員数をサイトの目立つ位置に掲載するなど、あの手この手で収益拡大に努めている。  この状況だけを聞くと、Lang-8がよっぽど人気のないサイトなのかと思われそうだが、そんなことはない。世界190カ国以上の会員に利用され、会員数は9万人。日本発のサイトにもかかわらず、約7割のユーザーが日本語以外の母語を使用している。ネットメディア関係者などが革新的なネットサービスを表彰する「WISH2009」で2位に選ばれるなど、注目を集めている。  大赤字でも、喜社長は前向きだ。「世界中でスタンダードに使われるサイトにしたい」と目標を熱く語る。普段は家賃2万4000円の自宅にほどんど帰れないほど忙しく「不安を感じている場合じゃない」とも。一体どんなビジネスモデルを描こうとしているのか、成功させるという自信はどこから生まれているのか――若きベンチャー社長の日常とLang-8の世界をのぞいてみた。

月間売り上げ10万円だが……添削SNS「Lang-8」で世界を狙う25歳社長 (1/2) - ITmedia News